今回より、「料理メモ」なるワンショット物をやろうかと思います。(笑
旅先等で見つけた、又は食べた上で一番印象に残った物を調べちゃおうと言う企画です。
先ず記念すべき(してないけど)第一回目は貢菜。
中国では「苔干」と書くそうで、アザミ科の野菜の茎の部分を乾燥し、それを水に戻し炒めたという一品です。
「貢」と書くのは読んで字のごとく、遥か昔、清王朝の頃には皇帝にだけが食される、言わば献上されていたことから皇帝菜とも呼ばれているんだそうです。
コリコリとしていてしつこくなく、酒でも飯でもどちらでも合う最高の料理でした。
昔の王も、この味に病み付きになったのでしょうか。
*因みに後日の調査で、日本国内でも通称「山くらげ」という呼び名で売ってるみたいです。
作り方は簡単。乾燥した貢菜を水に戻し、水をしっかりと切った後、ニンニク、塩、胡椒、油等で味を付けていきます。
何となくですが、味付けは台湾料理の空芯菜の炒め料理に似てる感じがします。
日本でも、居酒屋なんかにあったら思わず頼んじゃう一品と言う事は間違い無さそうです。
PENTAX *istDS Carl Zeiss Jena Flektogon 2.4/35